ホエイプロテイン詳細
ホエイタンパク質(ホエイプロテイン)ってなに?
1.効果的な機能回復を促進する。
2.免疫力の増進。
3.運動能力を向上させる。
栄養価が高く、味も良い上にBCAAが豊富です。
普通は牛乳や水で溶かして飲みますが、ジュースやスポーツ飲料等、ほぼ何にでもよく溶けて大変飲みやすいのが最大の利点です。
肉、魚などから摂取されたタンパク質(プロテイン)は体内で消化、分解され、アミノ酸として吸収されます。
吸収されたアミノ酸はエネルギーの源になったり、新しいタンパク質合成の原材料になります。
新しく作られたタンパク質が免疫機能をつかさどる生理活性物質であったり、骨格を形成する筋肉や骨であったり、
体中で生命現象の基本を担う重要な働きをします。健康を保つにはタンパク質は欠かせない栄養素です。
特にアスリートやボディビルダーは、日常の練習やウエイトトレーニングなどで受けた筋肉の損傷を修復し、
筋肉質な体型を維持する為に大量のたんぱく質を摂取する必要があります。
アスリートは一日に体重1kg当たり1.5~2g、つまり60kgの人は120gのタンパク質を一日に摂らねばなりません。
卵・肉・魚の様な動物性あるいは大豆等の植物性食品から大量のタンパク質を摂取するとタンパク質だけでなく、
脂質や炭水化物も多量に摂ることになり、余分な体脂肪を付ける原因となります。
これを避けるためには、炭水化物や脂肪分を取り除き、タンパク質含有率を高めた精製タンパク質のプロテインサプリメントが必要となります。
種類 | 原料 | 特徴 |
ホエイプロテイン | 牛乳 | 吸収が非常に速く、筋肉など体の組織の材料になりやすい。 効果の持続時間が短い。味が良く、飲みやすい。 |
カゼインプロテイン | 牛乳 | 長時間効果が持続しやすく、筋肉の分解を抑える効果が高い。 吸収に時間がかかる。水に溶けにくい。 |
ソイプロテイン | 大豆 | 満腹感が得やすく、間食としてもよい。アンチエイジングの効果も期待できる。 吸収に時間がかかる。飲みにくい物が多い。 |
エッグプロテイン | 卵白 | 吸収が速く、トレーニング後の筋肥大を目的とした摂取によい。 白身の卵が原材料なので、脂質も少ない。 値段が高め、飲み物に比較的溶けにくい。 |
それぞれ長所短所がありますが、最初に選ばれるとしたらホエイプロテインサプリメントμ-UPホエイプロテインをお薦めします。 栄養面で優れた数値を示しておりますし、何よりも飲み易いことが一番です。
タンパク質効率 | ||
ソイプロテイン | 2.0 | 74 |
カゼイン | 2.5 | 71 |
ホエイプロテイン | 3.0 | 104 |
タンパク質効率(PER:Protein Efficiency Ratio):タンパク質1gを摂取したとき増加する体重
生 物 価(BV : Biological Value);摂取した窒素量に対する体内に保持される窒素量の割合
みなさんご存知のとおり、通常食べ物は胃と腸で消化され、その栄養分は腸から吸収されます。
しかしながら、ホエイタンパク質は、酸性の強い胃の中ではほとんど消化・分解されずに短時間で小腸まで到達します。
このことからホエイタンパク質が非常に速く消化・吸収されて、タンパク質を作るアミノ酸の優れた供給源であることが判ります。
それと同時に分解されずに小腸に達したホエイタンパク質が様々な機能を発揮する理由と考えられています。
このことはホエイタンパク質の持つもう一つの素晴らしい魅力です。
ホエイタンパク質と骨格を動かす筋肉のアミノ酸組成はほぼ一致しています。
このことはホエイタンパク質が筋肉を作り、修復するのに必要な原料アミノ酸の供給源として最適であることを示しています。
さらに筋肉のタンパク質を作る速度を高めるために不可欠な必須アミノ酸の含量が多く、
特に筋肉の代謝に重要な役割を果たすBCAA(分岐鎖アミノ酸)の含有量が現在知られているタンパク質の中で最も高いことが判っています。
なかでも、筋肉においてタンパク質の合成が開始される時に重要な役割を果たすアミノ酸・ロイシンの含有量が高いのが特筆すべきポイントです。
硫黄を含むアミノ酸、システインの体内貯蔵量が増えると抗酸化能が高まり、酸化ストレスが減少して運動機能が向上するとの報告があります。
ホエイタンパク質は、システインの含有量が高いことが知られています。また、システインは活性酸素の除去・解毒に効果のあるトリペプチド・グルタチオン(GSH)の
構成アミノ酸であり、その生合成を促進すると考えられています。
WPC(ホエイタンパク質濃縮物)を摂取すると、肝臓や心臓などのグルタチオン濃度が上昇することも知られています。
これは腸管の上皮細胞でホエイタンパク質などの食物中のグルタミン酸やシステインからグルタチオンが作られていると考えられています。
抵抗力の無い新生児を病原菌から守るのは、母親の乳に含まれるタンパク質が持つ免疫機能が重要な役割を果たしています。
この働きに関与していると考えられる血清タンパク質や微量の免疫グロブリン類は、全てホエイタンパク質に含まれています。
これらの免疫増強物質がトレーニングで低下した免疫力を回復させます。
免疫グロブリンIgA、IgG、IgMは、腸管内で細菌などによる腸粘膜の損傷や体内への侵入を防いでいます。
ホエイタンパク質に少量含まれるラクトフェリンは鉄結合性のタンパク質です。
1960年にヒトとウシの乳より精製され、アミノ酸配列が決定されました。ラクトフェリンの鉄イオンに対する親和性は血しょう中にある
鉄輸送タンパク質トランスフェリンよりも100倍以上であり、生体内で鉄輸送というよりは、鉄を捕捉して周囲の環境から取り除くことで
機能を発揮する場合が多いです。ラクトフェリンは鉄を奪い去ることで、細菌の増殖を抑制します。出産後、数日間分泌される初乳には、
ラクトフェリンが多く含まれており、母体から新生児に取り込まれたラクトフェリンが新生児を細菌から守っていると考えられます。
また、ラクトフェリンは消化管細胞の表面に結合することで、ノロウィルスやロタウイルスの細胞への感染を防ぎ、発症した場合も症状を緩和するとの報告もあります。
日本ラクトフェリン学会発表によると、内臓脂肪を減らす効果が認められており、最近ではラクトフェリンサプリメントが発売されています。
ホエイタンパク質には通常のタンパク質よりもトリプトファンが豊富に含まれています。この必須アミノ酸トリプトファンは
脳内の神経伝達物質セロトニン及びメラトニンの合成原料として重要な役割を担っています。
セロトニンは、人の心の安定や安らぎなどに関与する『幸せホルモン』とも呼ばれています。セロトニンが不足すると、うつ病や
不眠症に陥りやすいと言われています。
さらに、このセロトニンから生合成されるメラトニンは、眠りを誘う『睡眠ホルモン』の一種です。メラトニンが分泌されると、
「脈拍・体温・血圧」が低下し、睡眠の準備ができたことを脳が認識します。そして、自然と眠りに就くことができるのです。
メラトニンは、目の網膜が光を感じている昼間の分泌量が少なく、光を感じない夜間は、分泌量が増えると報告されています。
体内時計を調節する役割も果たしているようです。
母乳を飲んで幸せにすやすやと眠る乳児の体内では、ホエイに含まれるトリプトファンから生合成されたセロトニンやメラトニンが働いているからだと言われています。
トレーニングで疲れたアスリート達をμ-UPホエイプロテインサプリメントが心地よい休息に誘う可能性も大いに在りえます。
食品中の栄養成分タンパク質の量の分析は窒素定量換算法が採用されています。
食品を硫酸で分解し、遊離する窒素分をアンモニアに換えて測定します(ケルダール法)。
添加された低分子量のアミノ酸類などに含まれる窒素成分もすべて食品中のタンパク質として算出されてしまいます。
そのため見掛けのタンパク質の量が増える結果になります。
つまり、添加されたアミノ酸単体もホエイタンパク質も”タンパク質含有量”として合計グラム数が栄養成分表に表示されます
。タンパク質の摂取量を正確にコントロールされたい方にとってはタンパク質の数量に誤差が生じる場合が起こりかねません。
μーupプロテインはアミノ酸など窒素含有化合物を添加しておりませんので、栄養成分表に表示どおりのグラム数のタンパク質を含んでいます。
最近、アメリカでは路上のジューススタンドでホエイプロテインパウダーを加えてジュースを飲む人々が増えつつあります。
これは現代人の食生活で1日に必要なタンパク質が十分摂取できていないことに気付いた人達の健康維持方法です。
この様にアスリートだけでなく多くの人達がホエイプロテインを愛用するにつれて世界的に需要が増加し、年々価格が高騰しています。
良質のホエイプロテインだけを原材料に使用すれば、当然ホエイプロテインサプリメントの価格は高くなります。にもかかわらず、
相場価格より安価なホエイプロテインサプリメントが市販されているのが不思議でしたが、最近米国、欧州で相次いで起こされた
ホエイプロテインサプリメントのタンパク質含有量についての集団訴訟の内容を知って納得しました。
つまり、加工食品のタンパク質の含有量測定法が窒素定量換算法なので、安価なアミノ酸(グリシン)等窒素を含んでいる物質を大量に
添加して見掛けのタンパク質含量を増加させているのが許せないとの訴訟のようです。
(参照文献:https://blog.priceplow.com/supplement-news/body-fortress-lawsuit またはAmino Acid Spiking で検索)
異常に安価なホエイプロテインサプリメントは信ぴょう性に欠けるのです。高価なものにはそれなりの理由があるのです。
健康食に関心の高い欧米ではかなり注目を浴びています。
日本語では牧草肥育といい、放牧し牧草を飼料とし、自然に近い状態で飼育されます。
最近、食育番組等でもよく紹介されており、国内でも数は少ないですが、霜降りの少ない赤身牛の肥育等で実践されています。
●穀物飼育と違い、遺伝子組み換え飼料が混入する恐れが少ない。
(牧草の成育状況により補助飼料として若干用いる場合もありますが、適切に管理されています。)
●狭い牛舎での飼育ではないので、伝染病予防の抗生物質を常に与える必要がない。
(疫病等で抗生物質投与が必要な場合もあるが、その乳牛から搾乳された乳は製品には使用しておりません。)
●搾乳量を増やす為に使われている成長ホルモン等のホルモン剤は使用しない。
(ニュージーランドでは成長ホルモン剤の使用が禁止されています。)
●気候等に左右され自然の搾乳量となる為、コストパフォーマンスが難しい。
国により各々グラスフェッドの基準が違いますが、適切に管理された100%ニュージーランド産を使用しております。
人間の母親も食材に気を使い、ストレスの少ない穏やかな環境に身を置くことで良い母乳を出すことが出来ます。
乳牛も同様に飼育環境・飼料により、質の良い牛乳を自然に作り出してくれます。
継続してご使用いただく為には、安心・安全を基本に価値のあるホエイプロテインを当社は提供してまいります。